私はスタイリングの学校を卒業後、スタイリストを経て外からと内からのコーディネイトに興味を持ち、ボディスタイリストとしてリンパトリートメントを中心としたライフ作りをはじめました。スタイリストをしていた頃に感じたことは、ストレスや食生活など忙しいタレントさんは美ラインを保つことは大変でどうやったらスッキリ見せることができるだろう?と心と身体の繋がりが気になりだした頃です。
リンパは当時、日本ではまだあまり知られていない分野でしたが毒素の排泄という形で私の耳に入ったのは2000年です。リンパの仕組みを学びエステサロンに勤め基本から現場を通じて学んできました。一言で立ち上げ当時の感覚を言葉で表現するとボディスタイリスト協会は今まで好きなことをやってきた集大成を形にしたものでした。
まわりの人達や中医師の先生方の協力による認定制度の設立により、今まで自分が学んできた事が、この日本ボディスタイリスト協会として出来上がっていったのです。
そして、リンパスクールをするようになり感じた事は「肌と肌の触れる癒し」に親子のコミュニケーションや、人に触れ合う深い意味を沢山の人に出会いながら感じていきました。
昔から「手あて」は、母親の手で子供のお腹を擦ってあげることで、安心感から痛みが軽減されたような気持ちになることを経験した人は多いと思います。この感覚こそが本来の触れるという大切な感覚を育む環境ではないかと感じるようになり今があります。
今後も「触れる感力を育む事」を暮らしの中で当たり前に取り入れていける環境つくりが広がりますよう「1家に1人のセラピスト」を目指し、沢山の方と触れていきたいと思っています。
日本ボディスタイリスト協会では、人と人との触れ合いの喜びの輪を大切にして触れることをテーマに、心と身体の浄化を実用的に現実社会で形にしてきました。
この触れると言うのは技術から始まり、心と身体のカウンセリング、人間の中にある対局する部分に向き合う講座がほとんどです。そこには見える部分と、見えない部分の沢山の接地面を感じる感力を育てる経験が今まで積み重なってきました。今、活動していることそのものが、日々の感力を育てている活動の1つだと言えます。
協会を立上げて10年くらい経過した頃。2016年にギフトシェアと言う考え方に出会います。そこで、私はいのちの使い方に向き合う機会が増えました。
ギフトとは?
天から授かった才能。
天からの贈り物。
ギフトをシェアしながら生きる。この出会いが大きく私の主軸の核に触れた感覚があります。ギフトはその人の存在そのものがギフトなんだと今では感じています。
人と地球の境界線を感じた時に目で見て分かりやすいのは皮膚…。 触れるという事。
触れる事を社会で大切にして発信してきた感覚と本当に伝えたい本質が一致した瞬間でした。この時、協会を設立し活動する自分の感覚が確認に変わっていったのです。
日本から世界に足を運ぶようになり、世界をみて地球を沢山感じて、沢山の自然に出会います。人に出会ったり、自然に出会ったりする機会が増えると、本当に自分の中の自分に出会うようになります。の感覚に、やっと腑に落ちました。
私が触れたMt.Shastaでは、宇宙と繋がっているような感覚になり、宇宙の気持ちに触れるキッカケになりました。
そして、ハワイ島の自然に触れた時には、地球の想いを沢山受け取り、地球の大丈夫を感じる事が出来ました。無条件の安心感です。まるで子宮の中にいるような。
協会でも、人に触れる事で接地面を感じるお話はいつもしますが、最終的にはきっと自分の心にいつも触れていたらギフトシェアの世界に繋がると思っています。